最近、どこもかしこも
Windows 10
になってきていますが、
やっぱり、それなりに問題が起きていますね。
その中で、群を抜いて多いのが、
昨日まで正常に使えていたのに、
今日、PCを立ち上げたら
LANが使えない!!!
プリンタが使えない!!!
といったトラブルです。
私も、最初は、なぜ!?
と思い、色々なことを考え、調べたのですが、
行き着いたのが、
Windows 10が採用しているシャットダウンの方法でした。
Windows 10の電源を切る方法には、3つあります。
1つ目
通常シャットダウン
2つ目
完全シャットダウン
3つ目
スリープ
です。
何が違うの!?
ってことなんですが、
1つ目の方法は、次回の起動を高速にするために、一部の機能がスタンバイ状態になっているんですね。
これは、普段、なにげなく皆さんがやっている
手順1.画面左下の「スタート(Windowsマーク)」をクリック
手順2.「電源マーク」をクリック
手順3.「シャットダウン」をクリック
になります。
2つ目の方法は、スタンバイ状態を完全にオフにした、Windows7以前のOSと同じ状態のシャットダウンです。
これは、1つ目の方法に一つ追加するだけなんですが、
手順1.画面左下の「スタート(Windowsマーク)」をクリック
手順2.「電源マーク」をクリック
手順3.「SHIFTキー」を押しながら「シャットダウン」をクリック
になります。
3つ目の方法は、スタンバイ機能は完全にオフになっているんですが、キーボードやマウスを操作することで復帰する状態です。
この中で、普段使用している
1つ目の方法
が問題で、
Windowsの核になる部分を休止状態にしているだけで、
処理していたデータをハードディスクに保存するのでは無く、
パソコンの電源を切る直前の状態をメインメモリに保存して、
電源を入れた時に切る直前に作業していた状態にしているだけなんです。
そのため、復帰をさせた時に、希に、
周辺機器が認識されなかったり
パソコンが正常に起動しなかったり
といった不具合が起きる可能性があります。
このような不具合が起きた場合は、
2つ目の方法
で、一旦、Windows 10を完全にシャットダウンさせ、
改めて、電源を投入すると不具合が解消されることが多々あります。
実は、先日、私の両親のパソコンで、不具合が起き、
いろいろと試したんですが、
一向にネットを使える状態に戻らなかったんですね。
で、試しに、完全シャットダウンをしてみたいところ、
何事も無かったかのようにネットが使えるようになったんです。
便利に使えるようになっているのはいいんですが、
不具合が起きた時の切り分けが難しくなったというのが第一印象ですね。
なので、いつもは、
1つ目の方法でシャットダウン
で問題ないと思うのですが、例えば、
週に1回くらいは、2つ目の方法でシャットダウン
をして、不具合の原因を払拭しておくのも一つの方法だと思っています。
コメント