こんにちは。
今日は、運動により「脳力」が上がるという話しをちょっとばかりしてみたいと思います。
運動をしたいけど!?って思いながら、毎日を過ごしている人は多いかと思います。
例えば、
・なるべく安く、でも本格的にトレーニングを始めたい
・忙しくてジムに通う時間がない
・1人でトレーニングを続けられるか不安
・自分にあったトレーニングが分からない
といった理由から・・・。
ただ、運動について話しても仕方がありませんから、今日は、受け売りにはなりますが、
うつ病と運動
について、興味深い話しを耳にしましたので、これを絡めて綴ってみたいと思います。
日が短くなり、朝晩が寒くなってくると、
朝に布団から出るのがツラくなりますよね。
とはいえ、年の瀬に向けて、頑張りたいところでもあります。
ついつい緩みがちな自制心を取り戻し、
いますぐ、やる気を出したい人に、
実は、一番効果的な薬は運動なんです。
脳の働きと運動の関連性が、近年注目されてきています。
こんな実験結果があります。
うつ病の人が、
有酸素運動をしたら改善した
というのです。
1999年、米デューク大学で、
50歳以上の、うつ病の男女156人を対象に、
薬だけ
運動だけ
薬と運動
の3つのグループに分けた治験を行ったそうです。
運動は、
を1回30分、週3回。
16週間の実験後には、3つのグループともに、
60%以上の被験者が改善したというのです。
注目は、さらに6ヶ月後の追跡調査をした時です。
薬だけのグループは、
38%が再発。
薬と運動を併用したグループは、
31%が再発。
運動だけのグループは、
8%が再発したのですが、
90%以上が、効果を維持出来たそうです。
運動で、自ら改善したことで、
達成感と自己評価が高まり、
それが、好循環を生み、
再発を防いでいると考えられています。
脳を鍛えるには、運動しかない!
の著者で、
ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授
ジョン・J・レイティ
は、運動は、
セロトニン
ノルアドレナリン
ドーパミン
といった神経伝達物質の放出を促し、
精神疾患の重要な薬と同様の効果を、
副作用なしでもたらすと説明しています。
また、高負荷の運動で、
筋肉に強い刺激を与えると、
テストステロンというホルモンの分泌が促進されます。
テストステロンは、
若返りホルモンや社会性ホルモン
とも言われていて、
身体の健康と同時に、
積極性や意欲と言った精神面にも、
大きな効果があります。
知的労働者は、
脳力を高めるために、
運動より読書に割いてきた時間が多いはずです。
そのうちの2%の時間でも運動に割くことによって、
残りの98%の知的活動のパフォーマンスが大きく改善する!
と言われたら、どうでしょうか。
運動の効果を持続させるには、
無理なく継続することです。
それには、自分の好きなことから始めるのが一番です!
筋トレ、ランニング、自転車、水泳、山歩き
などなど、なんでもOKなんです!
でも、運動を始めるにも、やる気がいるんだよなぁ〜。
と言う方も多いかと思います。
やる気と運動は、
ニワトリとタマゴ
の関係と同じようなものです。
でも、始めてしまえば、意外と良い感じに回り始めるものです。
まずは、一歩を踏み出してみてください!
栄養ドリンクやサプリメントより、
はるかに高く持続する効果が期待出来ます。
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