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寒天は、メタボの特効薬

寒天。みんな食べていますか?

それほど、食べていませんよね。

食べていると言っても、多くは、ゼラチンを食べているって人ばかりだと思います。

食物繊維を多く摂りたいのなら、是非、寒天を食べてください。

人の1日に摂取したい食物繊維の量って、

男性 20グラム以上
女性 18グラム以上

って言われています。

でも、実際には、統計上、

男性 14グラム
女性 13グラム

しか摂っていない事実があるんです。

そこで、寒天を使って頂きたいんですね。

寒天の里って知っていますか?
長野県茅野が寒天の里って呼ばれているんです。

寒天は、角寒天・糸寒天・粉寒天とあるんですが、食事に入れて満足感を得るには、角寒天を使って頂くのが一番です。

寒天は、天草とオゴノリが成分で、煮出したトロトロの液体が固まったモノを寒暖の差のある場所で、凍らせて溶かして水分を蒸発させて凍らせてを約2週間繰り返すと出来上がるモノです。

出来上がった寒天は、スカスカになっています。

これを料理に使う時には、1時間ほど水に浸し、絞った寒天をちぎって料理に加えます。
元々、繊維の間は何も無いスカスカですから、料理に加えると素材から出る水分を吸収して料理の味や素材を邪魔しない存在になって混ざり合います。

ということは、例えば、野菜炒めを例にすると、野菜炒めをした後、少し置くと、野菜炒めから水が出てベチャッとしてしまいますよね。
でも、寒天を入れると、ベチャッとなる水分を吸収してくれるので、時間が経ってもベチャッとならずに美味しく食べられるんです。
そして、寒天は、野菜炒めから出た美味しい汁を吸っていますから美味しいんです。

他にも、お味噌汁に入れたり、スクランブルエッグに入れたり、サラダに入れたり、ご飯に入れたりと加えた料理の味に染まりますから邪魔にならず美味しくなって帰ってきてくれます。

そんな寒天は、食べると吸収した栄養素を掴んだまま食道を通り、胃を通り、小腸、大腸へと向かっていきます。
その際に、寒天が入っていない料理と寒天の入った料理を比べると、寒天の入った料理の方は、糖の吸収が緩やかになることが判っています。

糖の吸収が緩やかと言うことは、血糖値が上がるのも緩やかになると言うことになります。

例えば、夕食前に180グラムの寒天を摂取します。
これを3ヶ月ほど続けただけで、

体重 約3キロ減
空腹時血糖値 約7%減
コレステロール値 約4%減

といった結果が出ています。

これだけでもメタボ対策には効果的だと思いませんか。

最後に、寒天を使った料理を2つほど紹介してみたいと思います。

1つ目 トマト寒天
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材料
水 50ml
トマト 200ml
粉寒天 2g
塩 小さじ1(トマトが無塩なら加えてください)

作り方
鍋に全ての材料を入れ、混ぜ合わせます。
強火で沸騰するまで火に掛けます。
沸騰したら、弱火にして約3分煮ます。
バットなどに移して、冷やします。

2つ目 白ご飯
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材料
米 3合
角寒天 3分の1

作り方
角寒天を1時間水に浸けます。
いつものように、お米を研ぎます。
炊飯器に3合のお米と3合分の水、角寒天を絞り、ちぎって入れます。
お米を炊きます。

トマト寒天は、血圧にもいいし、糖尿病にもいいし、高脂血症にもいいと言われています。まさに、メタボの特効薬と言ってもいい料理です。

角寒天を料理に入れるとモチモチ感が出るので、餃子の具に入れても美味しいですよ。














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