2024年11月20日に、カブアンドがリリースされると同時に「KABU&ひかり」の申込みをしました。
以前から、2024年10月からフレッツ光を使ってもフレッツメンバーズのポイントは付かなくなったこともあり、フレッツ光に固執する必要がなくなっていたので、プロバイダに「@nifty」を使っていたので、「@nifty光」か「ソフトバンク光」のどちらかに乗り換えようと考えていました。
そんなところに、「KABU&ひかり」の登場!
カブアンドについては、カブアンドで提供するサービスを使うと毎月の利用料に対して、カブ&ピースの「株引換券がもらえる」特典が付いてくるので、せっかくなので「投資」の勉強も兼ねて、「KABU&ひかり」に乗り換えることにしたんです。
さて実際の手続きですが、申込みについては至って簡単でした。
申し込みについては、以下の手順で進めて、サラぁ〜と手続きが済んだ次第です。
我が家の場合は、フレッツ光からの転用になります。
手順1
フレッツ光から乗り換えるための「転用承諾番号」を取得します。
これは、至極簡単で、フレッツ光の「光コラボレーション(転用)のお手続き」ページに行って、転用手続きを行うことで即日で転用承諾番号が取得できました。
取得手続き後には、メールで転用承諾番号が届きます。
こんな感じで。
手順2
いよいよ「KABU&ひかり」の申込みですが、カブアンド公式サイトからできます。
申込みには、いくつか準備をしておかなければいけない情報があって、
- 現在のインターネット回線
- 住居タイプ
- プランの選択(KABU&ひかりかKABU&ひかり10ギガか)
- オプションの選択(これはひかり電話を使うか使わないか)
- ルーターのレンタルをするかしないか
- その他のオプションの選択
- 使用場所
- 転用承諾番号
- 利用開始希望日
などを入力していき申込みを行います。
ここから1週間ほど、我が家の場合は9日後に、契約書面やサービス利用開始予定日が記載されたメールが届きます。
詳しい契約書面の内容などは、カブアンドのKABU&ひかりのマイページに掲載されているので目をとおします。
利用開始日前日くらいに、「インターネット切り替えに向けた準備のお知らせ」というメールが届き、利用開始日の切り替え手続きについて連絡があります。
まずは、利用開始日になったら、ルータを再起動する!ということのようです。
手順3
利用開始予定日になり、利用開始です。
我が家は、12月2日を利用開始日として設定し、希望のまま利用開始日になりましたが、申込みが殺到していると利用開始日が調整される場合があります。
我が家の利用開始日には、インターネットが繋がらないということもなく使えました。
もし繋がらなければ、ルータの電源を入り切りしてみるのが大切です。
これで、ネットもKABU&ひかりになったのですが、ちょっと気になることがありました。
それは、
についてです。
実は、契約書面のページの下の方に
注意事項
- 接続設定をソフトウェア配信で実現しているため、接続ID/PWはありません。
- 事前にホームゲートウェイ(HGW)または「クロスパス」対応ブロードバンドルーター(BBR)を繋げておいてください。1時間程度でv6通信を開始します。
- 上記利用開始予定日より前に、他社事業者のIPoE接続サービスの廃止が完了していない場合、当社の「クロスパス」は開通できませんので、ご注意下さい。
- 他社事業者のIPoE接続サービス廃止後、一定時間「クロスパス」接続がご利用できなくなりますので、予めご了承ください。
- お申込み時に、接続方法をHGWまたはBBRのどちらで使用するか選択しています。
- 異なった方法で接続する場合は、再度申込みする必要があります。
- HGWとBBRの両方が接続されている場合、基本的にHGWの「クロスパス」の機能が優先して有効となります。
- BBRをご利用の場合、既存の設定接続を無効にし、BBRを再起動する必要があります。
- HGWの設定変更に伴い、PPPoE接続やその他一部機能がご利用いただけなくなる場合があります。
- 「クロスパス」の開通に際し、現在ご利用中のIPv6アドレス(IPv6PPPoE方式にて割当てられているものは除きます。)及びIPv4アドレスが変更となります。変更に伴い、ご利用中の各種サービスがご利用いただけなくなる場合がございます。その際はご利用中のパソコン等の再起動を行ってください。
- お引越しなどにより、「回線ID」が変更となる場合は、ご利用できなくなりますので、必ず弊社にご連絡ください。
という注意事項欄があり、その中に、転用前の回線事業者におけるIPoE接続サービスの廃止をしておく必要がある旨の一文があり、見落としていました。
KABU&ひかりは、IPv6(IPoE)にのみに対応しているようです。
この辺は、IPv6の接続確認ページで接続状況を確認したときに、
の表記が
であれば問題なしとのことで、我が家も利用中になっていたので、切り替え完了となりました。
さて、これで、無事に、KABU&ひかりを使い始めたと思っていたのですが、昨日(2025/1/23)に思ってもいないメールが届きました。
それが、
というものでした。
えっ!IPoE接続、KABU&ひかりになっていないの?
どういうこと?
1月23日は木曜日でしたので、時間にも余裕があったので、状況確認を始めました。
状況確認は以下のことを行いました。
まず最初に、フレッツ光が転用されているのか
届いたメールの文面から察するに、回線部分は、KABU&ひかりになっているということなので、転用は完了しているようでしたが、確認のために、フレッツ光メンバーズクラブにログインできるか?を確認してみたところ、既にアカウントも破棄されていて転用は完了していると判断しました。
次に、本題のIPoE接続についてですが、NTTの
へアクセスし、「ご利用状況の確認・手続き」から
を入力し、ログインすると、サービス利用状況が確認できるのですが、
ここで、我が家の場合、
になっていたんです。
ここで、
あれ!?これまずくない?
ってなりました。そこで、詳細を確認したところ、
解約ボタンもないので、
どうやって解約するんだ?
と頭を抱えながら、よくある質問を調べると
というページがあり、この中身を読むと、
POINT「フレッツ・v6オプション」の解約申し込みは、「サービス情報サイト(NGN IPv6/NGN IPv4)」内の「サービス申し込み受付ページ」からお申し込みいただけます。
サービス情報サイトに接続します。 詳しくはこちらをご覧ください。
サービス情報サイトのトップページ内「サービス申し込み受付」ボタンをクリックします。 申し込み受付には「お客さまID」と「アクセスキー」が必要です。
「フレッツ・v6オプション」の「詳細」ボタンをクリックします。
「廃止」ボタンをクリックし、名前、ご連絡先電話番号を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
「廃止する」ボタンをクリックし、解約は完了です。
なお、「フレッツ 光ネクスト プライオ1」、「フレッツ 光ネクスト プライオ10」、「フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ」、「フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」 、「フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ」、「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」にあらかじめ提供される「フレッツ・v6オプション」相当の機能については、取り外しができません。
と書かれていたんです。
やはり、解約には、詳細ページにある「廃止」ボタンを押せばできるらしい。
あれ!?ちょっと待てよ!
さっき見たとき、廃止ボタンなかったぞ!?
これは積んだな!
と思い、早々に、
へ電話をしました。
すると、電話向こうの人も、「廃止」ボタンから廃止手続きをしてください。と説明してきたんですが、改めて、「廃止」ボタンがないことを説明すると、調べるとのことで数分間、保留にされ、保留が解除され、新たな説明が始まったのですが、その説明にしっくりきました。
ということのようなのです。
そこで、我が家は「@nifty」を使っていたので、そこら辺を説明したところ、おそらく、@niftyのv6サービスを解除することで、IPoE接続の解除になるとのことで、一応、NTT側でも再度確認を取って折り返しをするので、@niftyにも確認を取ってみてください。とのことでした。
そうしたら、善は急げですね。
@niftyの契約状況を確認し始めました。
確認中に、NTTから電話が入り、やはりプロバイダのv6サービスの解除でフレッツ・v6オプションも廃止になるとの見解であると説明され、@niftyに確認する内容が揃いました。
早速、@niftyのサポートへ電話し、フレッツから転用したこと、転用したけど転用先からIPoE接続が転用先のIPoEに切り替わっていないこと、それらを伝えたうえで、@niftyのv6サービスの利用状況が「利用中」になっていて、そのとなりに「サービス解除」ボタンがあり、これをクリックすればサービス解除になるのかを質問しました。
そうしたところ、やはり、IPoE接続を転用先にするには、@niftyのv6サービスを解除する必要があり、この電話で解除手続きを受けることができるとのことで、解除手続きを進めてもらうことができました。
それとは別に、プロバイダ契約もフレッツ光のプランになっているので、こちらの解約も必要だということで、これについては、一次受付は今できるが、詳しい手続きは、担当部署が違うので、そちらから折り返し電話をさせる旨の説明があり、翌日24日の午前中に電話をしてもらうことにしました。
ひとまず、ここまでで、IPoE接続の解除手続きが済んだようなので、解除完了通知が届くのを待ちました。
KABU&ひかりの電話対応が18時までだったので、間に合うかなぁ?と思っていたのですが、18時少し前に解除完了通知が届いたので、ルータの電源を切り、再投入したのですが、どうも、IPv6の接続速度には程遠いと感じ、ルータの管理画面を確認すると、IPv4接続で@niftyに繋がっていることが確認でき、これはどうしたものかと思い、KABU&ひかりのサポートへ電話をしました。
このIPv4接続の設定が残っていた理由ですが、IPv6サービスが始まる以前から、このルータを使っていたこともあり、残ったままでも@niftyのv6サービスを申し込むと自動的にルータの情報を書き換えIPv6で接続できるようになる仕組みだったようで、v6サービスを解除したことでルータのIPv6設定も解除され、以前のIPv4の情報が出てきたというわけなんです。
IPv6から接続サービスを使っている人は、こんなことは起きないので、ルータの再起動だけで、KABU&ひかりへ接続が切り替わったんでしょうね。
で、話を下に戻して、なんとなくですが、ルータを工場出荷時にリセットすればいいのかな?と思ったのですが、一応確認のためにサポートの方へ確認を取りました。
今、IPoE接続の解除が完了し、ルータを再起動したのですが、ルータの管理画面を確認すると、「IPv4」接続で@niftyのアカウントで接続になってしまっているようなのです。もしかして、ルータを工場出荷時にすると、KABU&ひかりのIPv6接続になりますでしょうか?
サポートの方から、以前のプロバイダの情報が残っていると、そちらが優先になるのでプロバイダの情報を削除して頂く必要がありますね。もし可能であれば、ルータを初期化してもらえると、さらにいいかと思います。
とのことでした。
電話では、ここまでの対応にしていただき、もし初期化後、接続がおかしい場合には、改めて連絡いたします。として、電話を切り、ルータの初期化を行い、再起動したところ、WANが利用中になり、KABU&ひかりへの接続に切り替わったようでした。
改めて、KABU&ひかりのヘルプにある
IPv6の接続状況の確認方法は以下のとおりです。
※IPv6(IPoE)についてはこちらIPv6の接続状況の確認方法
1)KABU&ひかりのインターネットに端末(PC、スマートフォンなど)を接続
2)クロスパス(Xpass)接続確認サイトにアクセスし[確認]をタップ
3)画面下部の[クロスパス(Xpass)]表示が「利用中」の場合は開通しています※利用機器によっては、確認できない場合があります。
の手順で接続状況を確認してみたところ、
となったので、完全に切り替えが完了したようでした。
現在、この状態で使っています。
回線転用において、まさかのIPoE接続解除ができていない状況というのは、一瞬焦りました。
回線転用を考えている方は、切り替え予定日前日までには、IPoE接続の解除を行っておくことをオススメします。
また、プロバイダも今回はKABU&ひかりになる関係で、使っていたプロバイダは不要になるので、解約手続きのタイミングを考えて、KABU&ひかりの切り替え予定日を組む必要があることもしかりです。
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