皆さん、キヌアって食べていますか?
見た目は、ひえ、粟のように見えますが、栄養価はビックリするほどのモノなんですよね。
まず特筆すべき点は、
必須アミノ酸の量
鉄分の量
なんですが、これが、非常に多いんです!
タンパク質のアミノ酸価ですが、
小麦 38%
白米 62%
なんですが、
キヌア 89%
とダントツなんです!
これは驚きですよね。
鉄分は、貧血や月経で、鉄分が失われがちな女性には、特にいい食材なんです。
どこに、これだけの効果があるのかというと、
胚芽
の部分にタンパク質やミネラルがあるんです。
キヌアを水洗いした後、15分くらい茹でるんですが、その時に、現れる「輪っか」のようなものが、胚芽になります。
茹でた後、ザルにあけてお湯を切ると思いますが、その時に、この胚芽は絶対捨てないようにして下さい。
捨ててしまうと折角の栄養分を摂ることが出来なくなってしまいますからね。
また、キヌアの皮には、
キヌアペクチン
という成分が豊富に入っていて、これは、
コレステロール抑制作用
があるんです。
コレステロール食に、このキヌアペクチンを加えることで、コレステロール食に比べると半分くらいの抑制作用があるんです。
これだけの効果が期待出来るキヌアですが、どのくらい摂取するのがベストなのかというところですが、
大体大さじ2杯くらいでしょうかね。
これだけでいいんです。
これだけで、
タンパク質は、白米のおおよそ2倍!
食物繊維は、白米のおおよそ6倍!
カルシウムは、白米のおおよそ6倍!
鉄分は、白米のおおよそ9倍!
このように、栄養価の高い食品なんです。
そしたら、どうやって食べるのがいいのかですよね。
それも大して難しいわけではないんです。
キヌアのカルシウムの吸収をアップしたいなら、ビタミンDと一緒に摂ると言うことで、その食材は、
干しシイタケ
しめじ
キクラゲ
サケ
しらす
といったものになります。
鉄分の吸収をアップしたいなら、ビタミンCと一緒に摂るといいので、その食材は、
ブロッコリー
小松菜
パプリカ
レモン
いちご
ジャガイモ
サツマイモ
これらの食材になります。
大さじ2杯なので、正直なところ、何かにちょい足しでいいことになるんですよね。
例えば、ご飯を炊く時に
お米1合に対して、乾燥キヌアを大さじ2杯
とか、お味噌汁には、
1人分の量に対して、茹でたキヌアを大さじ3杯
とか、納豆には、
1パックに対して、茹でたキヌアを大さじ2杯か3杯
といった感じで、いつもの料理に加えるだけで摂取出来るんです。
いかがでしょうか。
この機会に、スーパーフード・キヌアを楽しんでみて下さい。
コメント