冬になるとパソコンのファンのうなりが不自然に感じることがあるのですが、今回は、ちょっと違いました。
ある朝から、ファンから「キュルキュル〜」という甲高い音が鳴り出したんです。
たまになら、諦めが付くのですが、今回は、鳴り出すと、ずぅ〜っと鳴り続けるんです。
で、昭和の人達が言う、叩けば直るんだよ!を実践しちゃいました。
どこから、キュルキュルとなっているのかを突き止めたところ、電源ユニットのファンから音が出ていることが判明しました。
そこで、ファンの中心をコツコツすると鳴り止む感じだったので、それを続けていたところ、次は、「カタカタ」という音に変わったんです。
あれ!?
と思ったんですが、カタカタと鳴った後、少し経つと、音も無く静かなファンの音になったので、少し様子見することにしたんです。
でも、結局、カタカタが鳴り止まない状態だったので、電源ユニットを交換する方法をとることにしました。
このPC使い始めて、3年以上経過しているので、買い換えを検討したんですが、カンタンにはいかない事情があり、電源ユニットの交換で進めることにしました。
まず、パソコンの開けて、電源ボックスのサイズを測ってみたところ、
縦86mm
横150mm
奥行140mm
でしたので、まずは、このサイズと同等のモノを探してみました。
そうしたところ、ATX仕様のモノは、皆、このサイズなんですねぇ。
次に電圧についてですが、今使用している電源ボックスは、275Wだったみたいです。
結構、グラカとか拡張カードを積んでいたんですが、この電圧で足りるのかぁって思って、300Wで探したんですが、500Wや550Wのモノより割高だったので、大は小を兼ねるかってことで、550Wのもので選定しました。
あと、いろいろ仕様があるみたいですが、一応、今のご時世に準拠している
80PLUS
のものを選ぶ、
静音
のものを選ぶといった具合で、絞っていったところ、
Antec社製電源ユニット
に辿り着きました。
今は、いろいろ電源ユニットにも種類があるものですねぇ。
目移りしちゃいました。
でも、寸法で候補から落ちるモノ、ATX仕様ではないため候補から落ちるモノと言った具合で、結局、狭まるモノです。
最後に、残ったのは、
NE550C
という、80PLUS BRONZE認証を取得している550W電源ユニットです。
選定が終わったので、これを注文して、届きました。
早速梱包を解くと、仰々しく緩衝材にくるまれた電源ユニットが出てきました。
電源ユニットから出てきているケーブルは、ここまで必要では無かったんですが、費用面で、これに落ち着いたと言うことで、収める時に、どうにかやりくりする必要がいる感じです。
次に出てきたのが、説明書。といっても、ペラ紙だけです。
これだけ見ると、確実に、未経験者には、手を出すことが難しい感じでした。
まっ!基板に差し込むコネクタは、「ここにしか差し込めない!」っていう感じなので、間違うことも無いと思うのですが、それでも、電気が流れる基板が相手なので、少なくとも、これはこれ!というのは認識出来ている必要はありそうです。
さぁ、いよいよ電源ユニットの交換作業です。
調子の悪い現行の電源ユニットを外すのは問題ないのですが、どこに、どんなコネクタが刺さっていたかは、しっかり確認出来るようにしておきましょう。
ちなみに、今回のPCでは、主要なコネクタは下図の2つでした。この他に、ディスク周りのコネクタがありましたが、これについては、大したことはないので、忘れずに繋いでくださいといった感じです。
旧電源ユニットを取り外すことが出来たので、いよいよ新電源ユニットをはめ込む作業です。
この時、筐体自体の金属は、バリがそのまま残っているので、出来れば、作業用手袋をして行った方がいいと思います。
以前、気にせず作業をしたら、手が血だらけになったことがあるんです(^_^;)
電源ユニットを固定したら、あとは、旧電源ユニットで刺さっていたコネクタ部に新電源ユニットのコネクタを差し込むだけです。
こんな感じで、電源ユニットの交換作業は完了し、いざ電源を入れて、静かにパソコンが立ち上がった時には、これで、静かに仕事が出来るって思ってしまいました。
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