神戸大や岡山大、KDDI総合研究所など7機関が合同で取り組む研究グループが、サイトを閲覧しただけでウィルス感染する
「ウェブ媒介型サイバー攻撃」
と呼ばれる被害から守るための、セキュリティソフトを開発したんだそうです。
現在、ソフトウェアの実証実験のために、
無料配布
しているんだそうです。
2019年3月末までは、「無料」で使うことが出来るようですが、その後は、実証実験の結果を踏まえて、有償版にするのか、無料のまま使用期間を延長するのか、今のところ定かでは無いようです。
神戸大と言えば、ハニーポットを構築して、セキュリティソフトの研究をしていることで有名なところです。
そこが、今までの研究を元に作り上げたセキュリティソフトなので、どのように、効果が期待出来るのかは不明ですが、試してみる価値はありそうです。
今回のセキュリティソフトは、
危険性の高いサイトへの接続をブロックするだけでなく、新たな悪性サイトを発見すれば自動的にブラックリスト化し、最新の攻撃に備える
というものなんだそうです。
そのため、利用者が多ければ多いほど、このブラックリストが成長し、危険性の高いサイトをあらかじめブロックしてくれるというものなんです。
研究グループが開発したのが、感染の恐れがあるサイトを発見するとブラックリストを自動更新し、自ら“成長”していく技術。自身のPCだけでなく、別のPCにインストールされたタチコマSAともインターネット上で連携してリストを随時追加し、精度を高める。該当するサイトに接続しようとした場合は、警告メッセージが表示される。
プロジェクトに携わる神戸大数理・データサイエンスセンターの小沢誠一教授(53)によると、典型的なウェブ媒介型攻撃では、起点となる入り口サイトに接続すると、瞬時に攻撃サイトまで転送されて感染する。このため「閲覧の一歩手前で食い止める対策が何より重要」と強調し、「より多くの悪性サイトをリスト化するため、ぜひ実証実験に加わってほしい」としている。
このようにサイトへ接続しようとしたときにブロックをしてくれるようになるので、感染する確率が極めて低くなると考えられます。
今回のセキュリティソフトの面白いところが、テレビアニメ「攻殻機動隊S.A.C.」に登場し、電脳空間で情報収集や危険な状況を察知するキャラクター「タチコマ」にちなみ、ソフトは
と名付けられているんです。
サイトを見たら、そのまんまじゃん!って思いますよ(^^;)
実際に使ってみようってことになって、今入っているウィルス対策ソフトをアンインストールする必要があるか?というと、その必要はありません。
Google Chromeのブラウザ拡張機能としてインストールする!
ってことになるので、安心して使ってみてください。
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